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東日本大震災は、証券・金融市場にも様々な影響を及ぼしている。震災の影響を踏まえて、今後の証券・金融市場の見通しを専門家に聞いた。

  岡三証券投資戦略部アジア情報グループ主事の國澤敬昌氏は、中国株式市場の見通しについて「国内インフレの抑制を目指した利上げについて、どの程度の引き上げが行われるかということが分かってきたので、年後半には中国株価の復調がはっきりしてきた」という。「今年は第12次5カ年計画の初年度にあたり、かつ、来年には指導部の交代も予定されていることから、経済政策に沿った企業がストレートに恩恵を受けやすい」と、個人消費関連銘柄とインフラ整備関連、農業関連銘柄などに注目する。

――中国の株式市場に関する当面の見通しは?
  中国株は強気で見ている。利上げがあるので、第2四半期の4月-6月の半ばあたりまではもたもたした動き、足踏み状態が続くのだろうが、第2四半期の後半からは市況は好転してくるのではないかと見ている。

  利上げについては、景気が過熱してというより、インフレ対策であり、実質的にマイナス金利になっていることを解消することが目的なので、利上げ局面が長期化するという心配はないと考えている。

  ポイントは食品インフレをいかに抑制するか。北部地域の旱魃と南部の寒波があったのだが、その影響も一巡して4月以降は野菜価格も下落基調になってくるのではないかと思う。ただ、CPIが目標水準を上回っているので、当面は引き締めスタンスを維持する状況であろうと思う。

  年初には利上げがいつまで続くのか見当もつかないという状況だったが、ここへきて、利上げ終着のゴールが見えてきた。本土市場が値上がりしてきているのは、不動産引き締めや利上げというのをある程度は織り込んできた動きと見ている。

――投資テーマは?
  全人代で採択された「第12次5ヵ年計画」がテーマになると思う。中でも、人民元の弾力化、国際化について注目している。

  人民元については、輸出企業への配慮から一気には上げられないジレンマがある。ただし、ジリジリと上げていると海外のホットマネーを呼び入れてしまう懸念がある。また、インフレについても、人民元高によって輸入インフレを抑えていくという方向になるのだろう。このように人民元高が進むと見込まれることから、中国の株式市場には海外からの資金が入りやすい環境になっている。

  また、GDP成長率目標を年平均7.0%に抑えたというのが、これからの経済政策を象徴的に表していると思う。従来はどんどん経済発展を図っていたのだが、より質を重視する政策に転換していくのではないか。経済の構造改革、国民の生活水準を引き上げるというのが大きなテーマになるだろう。

  経済の構造改革という点では、省エネとか、環境保護にシフトすると見ている。(1)単位GDPあたりの二酸化炭素の排出量を17%削減する。(2)一次エネルギー消費に占める非化石燃料の比率を11.4%に引き上げるなど、具体的な数値目標を掲げていることからも、環境分野は大きなテーマになっている。

  さらに、中国の成長は、内陸部を犠牲にして飛躍的な成長を遂げたところがある。これからは、沿岸部と内陸部にある格差を是正しようという動きも目立ってくるだろう。

――具体的な注目業種や銘柄は?
  引き続き、消費関連は、所得拡大で長期のテーマになると思う。内陸部の消費を拡大するという動きが加わって、大きな動きになると考えている。最低賃金の引き上げなどの動きが続いており、食品、日用品など日常生活に関連のある企業が恩恵を受ける。お菓子のワンワンチャイナ <00151> 、衛生用品のハンアンインターナショナル <01044> など。

  また、中間所得者層が拡大することから、アパレル、百貨店、旅行などレジャー関連にも注目できる。チャイナリーラン <01234> 、ベルインター <01880> 、SaSa(00178)、ギャラクシーエンターテイメント <00027> など。

  若者が出稼ぎなどによって商品の購買能力が高まっているので、通信端末、スマートフォン、オンラインゲームなども一段と伸びるだろう。ZTE <00763> 、テンセント <00700> など。

  消費以外の分野では、インフラ関連も面白い。保障性住宅の建設推進や農村のインフラ整備が重点課題に出ているので、建設資材、セメント、建設機械などが注目される。ナショナルビルディング(03323)、ロンキン(03339)など。また、水利インフラの整備が進めば農村の所得向上につながるので、肥料の中海石油化学 <03983> や農業機械の第一トラクター <00038> も面白い。

  今年は5カ年計画の初年度にあたり、さらには来年のトップ交代も控えているので、自ずと政策に力が入ってくると考えてよく、政策に沿った関連銘柄が株式市場でも活躍するだろう。(編集担当:風間浩)
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